こんにちは!柚木ゆうら(@yzk0829)です。
1月になると、「どんど焼き」という行事があります。
子どもの頃、参加した記憶があるという場合も多いかもしれませんね。
そんなどんど焼きですが、地方によっては呼び方が違ったりします。
参加する地域によっては、呼び方だけでなく行事の内容も少し違う場合もあるかもしれません。
今回は、どんど焼きの時期や呼び方、どんど焼きの流れについて紹介していきますね。
どんど焼きとは?
どんど焼きは、小正月に行われる行事のこと。
左義長(さぎちょう)とも呼ばれていますね。
正月飾りやだるまなどを燃やすことで、無病息災を祈る行事とされています。
どんど焼きを行う時期は、小正月ですが日付や時間帯は地域によって多少異なりますよ。
たとえば、2019年のどんど焼きの時期は以下の通り。
大体、成人の日付近がどんど焼きの時期だと覚えておくといいですね。
どんど焼きの言い方について
どんど焼きは、地域によって言い方が異なります。
行事の内容としては同じですが、名前が地域によって変わるというのも面白いですね。
たとえば、以下のような言い方がありますよ。
- とんど焼き
- どんどん焼き
- さいと焼き
- 三九郎
- お焚き上げ
同じ長野県内でも、地域によって名前が違うので興味深いですね。
どんど焼きで燃やすものについて
どんど焼きでは、やぐらを立ててそこに火をつけていきます。
正月飾りを燃やすとされていますが、実際にどんなものを燃やすのか気になりますよね。
主に、以下のものを燃やすことが多いですよ。
- 門松
- しめなわ飾り
- 書初め
- だるま
正月飾りによって出迎えた歳神を、どんど焼きをすることで炎と一緒に見送るという意味合いもあるそうです。
どんど焼きの最中に、餅や団子を焼く光景もよく見られますね。
枝につける団子は、「まゆ玉」という名前で呼ばれています。
時期になると、スーパーなどでカラフルなまゆ玉が売られていますよ。
地域によって、焼く餅や団子の種類も違うようです。
ちなみに、「書初めを焼いたときに炎が高く上がると字が上手くなる」という説もあります。
燃やすものにもちゃんと意味が込められているんですね。
どんど焼きの流れを紹介
今回、どんど焼きの準備から参加してきたので、どんな流れで行うのか紹介していきたいと思います。
場所によっては、どんど焼きの正月飾りなどを地域の小学生が集めることもありますよ。
今後、地区の行事に参加するときの参考にしてみてくださいね。
どんど焼きの大体の流れは以下の通り。
- 地域の正月飾りを集める
- どんど焼きをする場所でやぐらを作る
- やぐらに点火する
火が消えたら、どんど焼きは終了です。
どんど焼きの参加は自由なので、点火から消火までずっといなきゃいけないというわけではありません。
点火する前にふらっと立ち寄り、お菓子などをもらって帰るという気軽な気持ちで参加できますよ。
やぐら作りも消防の人などがメインでやるので、勝手がよくわからなくても安心してくださいね。
実際にどんど焼きに行ってきました!
子どもが「行きたい!」というので、どんど焼きに参加してきました。
▼点火する前のやぐらの様子。
▼点火したあとの様子。思いのほか、火のまわりが早くてびっくり!
▼火が燃えているのを眺めている間、お菓子やジュースなどが配られます。
▼両手にみかんを持って、燃えていく様子をじっと見ている子ども。(しこたまみかんもらってしまった)
▼火が小さくなってくると、みんな餅を焼き出します。ここら辺はまゆ玉ではなく、本格的な餅でした!
同じ地域の子どもたちも来ていて、同級生たちと楽しそうにはしゃいでいました。
小学生以下の小さな子どもを連れた家族も多かったかな。この辺の地域は、子どもよりも年配の方が多かったです。
自分が子どもの頃ぶりに行きましたが、大人になってから行くとまた新鮮な気持ちで参加できますね。
地域によっては夕方から点火することもあります。
時期的にも寒いので、しっかり防寒対策してからどんど焼きに出かけてみてくださいね。
まとめ
どんど焼きについてまとめてみました。
- どんど焼きは小正月に行われる行事
- 地域によって言い方が異なる
- 餅や団子を焼いてもOK
どんど焼きは、大人から子どもまで自由に参加できる行事です。
地域の人と交流したり、お菓子だけもらってゆるゆる参加したり、過ごし方は人それぞれ。
機会があったら、ぜひ参加してみてくださいね。
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