こんにちは!柚木ゆうら(@yzk0829)です。
すっかり涼しくなってきて、食欲の秋ですね。
長野では、この時期になると「ナガノパープル」というぶどうが出回ります。
人気の品種なので、県外にいても名前だけは聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか。
そんなナガノパープルですが、ほかのぶどうとの違いはなんなのか気になりますよね。
今回は、長野産のおいしいぶどうナガノパープルの特徴やおいしい食べ方について紹介していきます。
ナガノパープルとは? 特徴・糖度について
ナガノパープルは、巨峰とリザマートを掛け合わせてできたぶどうのこと。
なんと、長野県でしか栽培されていないそうです。
そんなナガノパープルですが、見た目は巨峰そっくり。
ですが、以下のような特徴がありますよ。
- 種がない
- 皮も食べられる
糖度は巨峰に近い甘さで、18度~20度ぐらいとされています。
まさに種がなく、皮まで食べられるいいとこどりの巨峰といった感じ。
皮ごと食べられるので、ポリフェノールもたっぷりとれますよ。
しかも大粒のぶどうになっているため、食べ応えがあります。
巨峰は好きだけど皮をむくのが面倒…という人にもぴったりな品種ですね。
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ナガノパープルの選び方
ナガノパープルが収穫され始めるのは、9月上旬から10月中旬ごろというところが多いです。
まさに、ちょうど今が食べ頃のぶどうといえますね。
そんなナガノパープルですが、せっかくならおいしいものを選びたいところ。
選ぶときは、以下のようなポイントをチェックしましょう。
- 房全体が濃い黒色をしている
- 軸が緑色
- 果皮が張っている
巨峰や種なし巨峰と並んで置いてあることが多いため、見分け方も難しいところがあります。
「ナガノパープル」とパッケージに記載されているので、よく確認してから購入してみてください。
ナガノパープルのおいしい食べ方
ナガノパープルは皮ごと食べられるぶどうなので、食べる前に水でさっと洗うようにしましょう。
皮もむく必要がなく、種もないのでパクパクッと簡単に食べられるのが魅力的。
生ごみも大して出ないので、後片付けが簡単なのもうれしいところです。
小さな子どもに与える場合は、1粒ごとではなく小さくカットして、のどにつまらせないように注意してくださいね。
ナガノパープルを食べた感想
スーパーの生産者のところに並んでいる、旬のナガノパープルを食べてみました。
見た目はまるで黒い宝石ですね。
張りのいいナガノパープルを選ぶと、外見からしてみずみずしさを感じます。
皮をむいても食べられますが、皮と果肉がしっかりくっついているのであまりおすすめはできません。
手を汚さずに食べたいのならやっぱりそのままパクッと皮ごといただきましょう。
ひとくち食べると、ナガノパープルの果汁がじゅわっとはじける感じ。
柔らかでみずみずしい果肉と、皮のシャキッと感がクセになります。
皮のほどよい渋みが、ナガノパープルそのものの甘さとよく合いますよ。
ナガノパープルの保存方法
ナガノパープルは、通常のぶどうと同じく、冷蔵保存できます。
なるべくポリエチレンの袋などに入れて、冷蔵庫の野菜室で保存することをおすすめしますよ。
すぐにだめになってしまうような果物ではありませんが、日持ちが長いわけでもないので、購入したら早めに食べるようにしましょう。
ナガノパープルはどこで買える?
ナガノパープルは、主に以下のようなところで買えますよ。
- スーパー
- 直売所
- 道の駅
長野県内では、スーパーや青果を置いているコンビニなどでも見かけるほど、日常的な果物です。
ちなみに、ナガノパープルの主な生産地は以下の通り。
- 長野県須坂市
- 長野県上伊那郡小布施町
- 長野県高山村
有名な産地のところのナガノパープルは、やはり味が確かでおいしいです。
ナガノパープルの値段について
ナガノパープルを買ってみようと思ったとき、気になるのが値段についてですよね。
生産地や販売店によって違いますが、平均値は大体以下の通り。
- 300円台~600円台
ネットなどで取り寄せる場合は、もう少し値段が高くなります。
ナガノパープルの加工品もおすすめ
そのまま食べても十分おいしいナガノパープルですが、加工品も種類豊富ですよ。
ナガノパープルをお土産にするのは日持ちがちょっと…という場合でも、加工品なら安心ですね。
主に、以下のような加工品が販売されています。
- ジャム
- ドライフルーツ
- ジュース
- ジュレ
長野県内のお菓子店に行くと、ケーキなどにもナガノパープルが使われていますよ。
▼ナガノパープルとシャインマスカットのタルト。
まさにこの季節ならではのデザートなので、見かけたときはぜひ食べてみてくださいね。
ナガノパープルはふるさと納税でもらえます
長野にふるさと納税することで、返礼品としてナガノパープルがもらえますよ。
節税対策もできる上、ナガノパープルを味わえるなんてまさに一石二鳥!
どこふるさと納税しようか迷っている場合は、長野へふるさと納税をしておいしいナガノパープルを手に入れてみてくださいね。
▼ふるさと納税できる長野県の自治体を探すにはこちらから
ナガノパープルとシャインマスカットの違い
種がなくて皮ごと食べられるぶどうというと、シャインマスカットを思い浮かべる人も多いはず。
同じようなぶどう仲間のナガノパープルとシャインマスカットは、どんなところが違うのかも気になりますね。
ナガノパープルとシャインマスカットの違いについて簡単にまとめてみました。
ナガノパープル | シャインマスカット |
---|---|
皮ごと食べられる | 皮ごと食べられる |
種はない | 種はない |
色は黒っぽい | 色は黄緑 |
糖度は18度~20度 | 糖度は18度以上 |
皮の渋みがある | 爽やかな酸味がある |
値段としては、シャインマスカットのほうが断然高くなります。
また、ナガノパープルの生産地が長野県内のみなのに対し、シャインマスカットは山梨県・長野県・岡山県などほかの県でも生産されていますよ。
全国的に出回っているのはシャインマスカットということになりますね。
ナガノパープルは、まさに長野ならではのぶどうといえそうです。
さいごに
ナガノパープルは、今の季節だからこそ食べられる長野ならではの果物です。
長野らしい秋の味覚を楽しみたいなら、ぜひ一度味わってみてくださいね。
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